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 ヒラリー・ミラー(38)の乳房はかつてのようではない。子ども2人を育てたバストには、張りがなくなってしまった。「もう一度、以前のようになりたい」。テキサス州ダラスの美容会社に勤務するミラーは、そう願った。

 彼女は豊胸術を受けたいと思うのだが、シリコーンジェル・インプラント(訳注=体の一部を切開し、ゼリー状のシリコーンジェルをシリコーン製バッグに詰めて埋め込む方法)には不安があった。米政府の食品薬品局(FDA)がシリコーンジェルの安全性を問題視し、1992年から使用停止になっていたが、2006年、FDAは品質向上などを評価して使うことを認可した。しかし、長期化した訴訟問題など不名誉な過去を引きずっている。多くの女性は、MRI(磁気共鳴映像法)でなければ見つからない「無症状の内部破裂」が起きることを恐れているのだ。このMRI検査は通常、保険でカバーできないから数千ドルの検査料がかかる。女性たちはまた、異物が血管に流れ出して自己免疫性疾患や癌(がん)を発症させるのではないかとの懸念も抱いている。

 「何だか分からないモノを自分の体内に入れるのも嫌だ」とミラーはいう。だから、従来の食塩水バッグにも気持ちが向かなかった。ブラウスの下に、あたかも水入り風船を二つくっつけているような思いはしたくないというのだ。

 そのミラーは9月、「シリコー…

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