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 任期満了に伴う社民党の党首選が4日に告示され、唯一立候補した吉田忠智党首(59)が無投票で再選を決めた。しかし、ほかに候補者が出ないほど党勢が衰えているとも言え、来夏の参院選では「党首落選」の危機もささやかれている。

 再選を決めた吉田氏は4日の会見で「国民に信頼され、選択に値する党への再建再生を託された」と強調。「来年の参院選は戦争法の廃止の足がかりを築く大事な戦い」とし、比例2議席、選挙区1議席の確保をめざすとした。

 だが現実は厳しい。いずれも参院比例区選出の吉田氏と福島瑞穂前党首は来夏に改選を迎えるが、2010年参院選で約224万票だった比例票は、13年には約126万票に激減。当選は1議席にとどまった。党勢が回復しなければ、吉田氏が落選する可能性も否定できない。

 党活動を支える党員も減り続けている。旧社会党から衣替えした約20年前におよそ4万人いた党員・協力党員は現在、約1万6千人に減少。支持基盤だった労働組合の支持層も「ほとんどが民主党支持に移った」(党関係者)という。

 若者らの支持を得ようと、ネット上で資金を募る「クラウドファンディング」を11月下旬に始めた。吉田氏のサイン色紙などを特典にしたが、効果は未知数だ。今後は野党共闘を重視する構えだが、吉田氏は4日の会見でも明確な方針は示さなかった。

 再生の道筋はないのか。今春の…

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