【動画】岩手県釜石市に開店する「ミッフィー」の公認カフェ=西畑志朗撮影
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 世界で人気のキャラクター「ミッフィー」の公認カフェが23日、東日本大震災で被災した岩手県釜石市に開店する。復興を願う作者の思いを受け、国内唯一の常設カフェとなる。被災地では、有名キャラやご当地ヒーローたちが各地で復興を応援している。

 釜石市中心部で集会室などがある釜石情報交流センターの一画に「ミッフィーカフェかまいし」が誕生する。メニュー案内にミッフィーをイメージしたワッフルやライスが登場。ラグビーボールを持つミッフィーのぬいぐるみなどオリジナル商品も並ぶ。

 「かわいい。開店したらすぐに行く」。釜石市の公務員佐々木愉子(よしこ)さん(37)は震災後、東京からUターンして復興支援に関わってきた。3歳になる娘のおもちゃもバスタオルもミッフィー。「こんなおしゃれな店は釜石になく、人が集まってにぎやかになる」

 2011年の津波で約千人が犠牲になった釜石市。13年、オランダ大使館や東北大学と防災や省エネの都市づくりの会議を開いた際、当時のフォレンホーベン大使(65)と野田武則市長の間で、震災直後に朝日新聞に掲載された涙するミッフィーのイラストが話題に上った。

 作者のディック・ブルーナさん(88)が被災地のために描いたのは、モノクロのミッフィーだった。大使や市長らが「ミッフィーが本来のカラフルな姿になるように、色を失った被災地が彩りを取り戻せればいい」と願い、ミッフィーカフェの構想が出た。

 大使が仲介役を買って出ると、本国のブルーナさんの快諾を得たという。国内代理店ディック・ブルーナ・ジャパンの鉄田昭吾社長は「復興のシンボルとなる場所にミッフィーが関われてうれしい。居心地のいい触れ合いの場所として末永く愛されることを願う」とコメントした。

 カフェは市がつくり、地元の洋食店経営者に運営を託す。大みそかを除いて毎日営業し、夜はお酒も出す。野田市長は、鉄とラグビーが有名な堅いイメージのまちに潤いを与えると期待する。同市では11月末現在で人口の1割にあたる約3千人がプレハブ仮設住宅で暮らす。「ミッフィーで女性や若者が集まれば何よりの少子化対策になる。復興後の発展につながる」と話す。

■ウルトラ…

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