直木賞作家の杉本章子(すぎもと・あきこ)さんが4日、乳がんのため死去した。62歳だった。葬儀は近親者のみで行った。

 福岡県出身。1989年に「東京新大橋雨中図」で直木賞を受賞。95年には朝日新聞に小説「残映」を連載。「信太郎人情始末帖」シリーズなど、江戸・明治の時代小説を得意とし、今年に入り、「起き姫 口入れ屋のおんな」(文芸春秋)を著した。