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 プロ野球オリックスが、神戸市に構えていた球団の練習拠点を大阪市此花区の舞洲(まいしま)地区に移転させることになった。大阪市が舞洲球場を含む同地区の運営を委託する民間事業者を公募し、7日、入札したオリックス関連会社の大阪シティドーム(大阪市西区)に決まった。

 対象は舞洲球場を中心とした敷地約5・5ヘクタールと、その北西側の更地約4・9ヘクタールで、土地の賃貸借期間は2016年4月から50年間。全体の運用は17年から始める予定。

 舞洲球場については購入し、これまで同様に一般利用を確保したうえで、2軍の公式戦開催などに活用する。更地には新球場、室内練習場、選手寮を建設し、球団の新たな拠点とする計画だ。一方、老朽化などの問題を抱える現在の選手寮兼室内練習場「青濤館(せいとうかん)」(神戸市西区、1991年建設)は手放す。

 オリックスは91年に1軍の本拠球場を西宮から神戸に移転。阪神大震災が起きた95年に「がんばろうKOBE」を旗印に初のリーグ優勝を果たし、復興のシンボルとなった。04年の近鉄との統合を機に大阪とのダブルフランチャイズ制に移行し、08年から大阪に一本化していた。16年以降もほっともっとフィールド神戸での1軍公式戦は継続するが、今回の施設移転で事実上、神戸からは完全撤退となる。