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 6月に飲酒運転による暴走行為に巻き込まれた一家5人が死傷する事故があった砂川市で7日、飲酒運転撲滅に関する条例案が市議会で全会一致で可決され、即日施行された。市議会事務局によると、同様の条例が道内の市町村で施行されるのは初めてという。善岡雅文市長は「条例は目的ではない。ここから飲酒運転ゼロをめざす」と決意を述べた。

 この日開会した12月議会に議員提案され、即日可決された。条例は、市や市民、事業者らが一体となって飲酒運転撲滅をめざすことを目的としている。市民には、飲酒運転やその疑いのある運転者を見つけた場合、すみやかに警察に通報することなどを求め、飲酒運転撲滅のための効果的な施策の実施などを進めることを市の責務とした。事故のあった6月6日を「飲酒運転撲滅の日」と定めた。

 事故後、砂川市では現職市議が酒気帯び運転などの疑いで逮捕され、砂川署員が酒気帯び運転の疑いで書類送検されるなど、飲酒がらみの不祥事が相次いだ。条例を提案した小黒弘市議は「条例には議員の責務も盛り込んだ。市民と協力して、撲滅への決意をかたくしている」と話した。(野崎智也)

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