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 大分土産の代表格として知られる焼き菓子「ざびえる」。バター風味のビスケット生地にあんが包まれ、ひとくちで和洋の味わいが楽しめる。高級感もあり、贈答用にも人気。だが、かつては製造会社が倒産の憂き目にあう歴史も。市民らの声に応えて復活し、今も地元で愛される、その秘密とは。

 商品名は、戦国時代に日本で初めてキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエルに由来する。ザビエルは1551年、九州北部を支配していた大友宗麟の招きで、豊後府内(現・大分市)へ赴いた。宗麟はザビエルとの出会いを機に、キリスト教を保護し、積極的に南蛮文化を取り入れた。

 「ざびえる」は1962年、地元の菓子メーカー「長久堂」が販売を始めた。洋風の皮に包んだ白あんには、ラム酒に漬けた刻みレーズンを練り込んだ。黒を基調とした荘厳な菓子箱は、聖書を連想させるつくり。まだ和菓子が主流の時代、ザビエルにあやかった「和洋折衷」がうけた。

 だが消費低迷のあおりなどで長久堂は00年に倒産。その後、生産を引き継いだのが長久堂の営業課長だった太田清利さん(69)だ。

 実家は「ざびえる」販売代理店…

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