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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが10日、スペイン・バルセロナで開幕する。羽生結弦(ANA)が男子シングル史上初の3連覇に挑む。GPシリーズの上位6人だけが出場を許される舞台。11月末のNHK杯で出した世界歴代最高得点(ショートプログラム〈SP〉、フリー合計322・40点)の勢いを持続して、未到の領域へ突き進む。

 まだシーズン半ばにもかかわらず、ジャンプの完成度が極めて高い。NHK杯のフリーで決めた4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプは、事前に提出していた構成表だと4回転―2回転の予定だったが、急きょ難度を上げた。

 体力的に厳しい演技後半のため14・60点の基礎点が1・1倍になり、さらに出来栄え(GOE)で1・71点を上積み。この連続ジャンプだけで17・77点を稼いだ。「練習では4回転―3回転を跳んでいる。つらい状況でも割とできていたので」と、勝算があった。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―2回転トーループの連続ジャンプも、出来栄えで最高評価の3点を加えた。

 自信を下支えするのは、拠点のカナダ・トロントでしっかりと練習を積めている、という事実だ。昨季は11月上旬の中国杯で中国選手と衝突し、負傷。その後は国内で調整する期間が長く、GPファイナルには6番目で滑り込んだ。年末の全日本選手権後にも下腹部の手術で入院し、ブライアン・オーサーコーチと離れての練習が多かった。

 「コーチは技術、表現のアドバイスはもちろん、精神を安定させるのにも必要な存在」と羽生。今季は初戦のスケートカナダのSPでジャンプの規定違反があり6位と出遅れ、優勝を逃した。

 この失敗にめげず、オーサーコ…

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