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平松愛理さん(51)

 ♪お願いがあるのよ あなたの苗字(みょうじ)になる私……

 1992年の大ヒット曲「部屋とYシャツと私」を歌ったシンガー・ソングライターの平松愛理さん(51)はその後、結婚、出産、離婚を経験した。いま、夫婦別姓の問題をどう考えるのか。最高裁が16日に出す判決を前に聞いた。

 ――印象的なタイトルでした。

 結婚したら変わるものを並べました。「部屋」は住む場所、「Yシャツ」は妻が毎日アイロンを当てる。「私」は名字。曲の主人公は、名字が変わることに喜びを感じているわけです。

 ――自分の思いを詞に反映させたのですか。

 主人公は私自身ではありません。だけど、結婚にあこがれ、自分もこんなかわいらしい女性でありたいと思って作ったので。文化人から「男女共同の時代に逆行する」とたたかれましたが(笑)。

 ――個人的には名字は同じほうがいいですか。

 曲を書いた責任を少し感じながら言いますが、親に育ててもらって、親しんだ名字とお別れすることは切ない。違和感もある。ただ、結婚には覚悟がいる。名字が変わることは、新たな家庭をスタートするに当たっての「けじめ」みたいな部分があると思います。

結婚で夫の姓に

 ――平松さんの結婚は94年。名字は?

 変えました。習慣というか、当たり前だと思っていましたし。仕事は旧姓の「平松」なので、むしろプライバシーの領域を得られた、くらいに思いました。

 ――不都合は?

 通帳やパスポートの名義変更とか手続きが面倒くさいですよね。でも、離婚のほうが面倒かな。

 ――離婚して名字は?

 すぐには戻しませんでした。小…

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