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 関東・東北豪雨で被害を受けた茨城県常総市へのふるさと納税額が今年度、11月末で2億円に達したことが市のまとめでわかった。市は9月の水害後、納税者へ特産品を贈ることを中断し、「見返り」はなくなったが、支援を呼びかける声が広がり、前年度の150倍以上になった。

 市によると、ふるさと納税は前年度16件、129万円。今年度は9月10日の水害の前で9件、14万円にとどまっていた。市は特産品としてメロンや肉、せんべいなど3千円相当の品物をお礼として発送していた。

 水害後は、特産品の生産者も被災して贈呈はなくなったが、ネットでふるさと納税での支援を呼びかける声が広がって急増。11月末までに約4千件で、2億円を超えたという。このほかにも、義援金として約4億1千万円が市に寄せられ、寄付金総額は今月4日までに約6億1千万円に上った。ただ、11月以降はゼロの日もあるなど減少傾向にあるという。

 市はこれまでに寄せられたふるさと納税と義援金のうち約3億円を使い、半壊以上の被災者への配分を終えた。今後改めて配分方法を検討する予定だ。(五十嵐透)

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