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 東京都教育委員会は来年度から、進学指導重点校に指定する都立戸山高校(新宿区)に、医学部への進学希望者が専門的な知識を学ぶことができる独自のプログラムを導入する。国公立大医学部への進学者を増やすためで、生徒は入試に向けた専門指導などを受ける。

 8日の都議会定例会で、中井敬三教育長が明らかにした。都教委によると、学年ごとに各20人程度のクラスをまたいだグループを設置。主に放課後に小論文や面接といった大学入試用の対策に取り組むほか、医療現場での職場体験、医療関係者との交流を通じて医師にふさわしい倫理観の形成も目指す。

 都立高の国公立大学医学部の15年度の合格実績は、同校を含めた進学指導重点校計7校で60人前後。2011年度から横ばいで推移していた。