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 スマートフォンを通じ、自家用車による送迎を仲介するサービスが東京都心に登場した。「ライドシェア(相乗り)」と銘打ち、米国でも普及したサービスだが、自家用車の送迎でお金をもらうのは白タク行為として禁じられている。一体どんなサービスなのか。

 11月末、深夜の東京・六本木。スマホのアプリに記者が目的地を入力すると、8分ほどで黒い高級外車が空車のタクシーをかき分けるようにやってきた。

 運転手は男子学生。六本木から東京・豊洲まで送ってもらった。タクシーなら3千円を超える距離だが、運転手に支払ったのは1570円の「感謝料」。この感謝料は利用者が自由に決められるが、アプリには距離に応じた「参考価格」が表示される。現金のやりとりはない。アプリにクレジットカード番号などを事前に登録し、ネットで決済するシステムだからだ。

 「車を買い替えるためにお金をためています」。学生はこう言い残し、また六本木へ戻っていった。

 このサービスを提供するのは2013年設立のITベンチャーだ。出発地は東京・渋谷―六本木周辺で、利用時間は午後10時から午前2時。送迎希望者がアプリに出発地と目的地を入力すると、登録している運転手に呼び出しがかかり、都合がつけば出発するしくみだ。

 道路運送法では、対価をもらって自家用車で人を運ぶ白タク行為を禁止している。このサービスは違法ではないのか。

 アプリを運営するITベンチャー社長は、いずれライドシェアの規制が緩和される時をにらんだ「実証実験」だと説明する。たしかに安倍政権では、公共交通の維持が難しい過疎地などで、対価を伴う相乗りを認めることを検討している。

 社長は「感謝料は強制せず、原…

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