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 ロッテホールディングス(HD)が、傘下の中核企業で100%子会社のロッテを、東京証券取引所に上場させる検討に入った。ロッテHDは創業家のお家騒動に揺れており、「経営の透明性を高め、企業価値を向上させる」(広報)ためという。

 ロッテはガムやチョコレートなどを製造し、2015年3月期の売上高は1266億円。上場が実現すれば、製菓会社では2011年のカルビー以来の大型案件になる。

 日韓で事業を展開するロッテグループは、韓国側のグループ中核企業であるホテルロッテを来年上半期に韓国で上場させる方針。その後、日本の上場計画を進める見通しだ。

 1948年に重光武雄氏が日本で創業した後、日本の事業は長男の宏之氏が、韓国の事業は次男の昭夫氏が長く担ってきた。今年になり、武雄氏と宏之氏が経営の中心から外された。2人は経営への復帰や損害賠償を求めて日韓で訴訟を起こしている。