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 名古屋港水族館(名古屋市港区)へ、新たなシャチ、アース(雄、7歳)が鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)からやって来た。交換で同水族館にいたラン(雌、9歳)が鴨川へ引っ越した。

 ランは7日に運び出され、アースは8日に同水族館へ到着した。関係者によると、今回の引っ越しの目的は、繁殖が可能になったランに鴨川で人工授精をさせるため。ランは2011年12月に同水族館が預かる形で鴨川から来ていた。鴨川側によると、人工授精は来年中に実施させたいとしている。人工授精による子どもが生まれれば日本では初めてになるという。

 一方、アースは体長約4・3メートルで数カ月後に展示用プールに移す予定。同水族館の日登弘館長は「雄は成長すると尾びれが大きくなるなど迫力がある。ぜひ見てもらいたい」と話している。現在、同水族館にいるシャチはアースと、ステラ(雌、推定29歳)とその娘のリン(雌、3歳)の計3頭になる。日本では現在7頭のシャチが飼育されているが雄のシャチは「アース」1頭だけだという。