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 三菱東京UFJ銀行の次期頭取に小山田隆副頭取(60)が昇格する見通しとなった。持ち株会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が今月下旬、社外取締役が過半数を占める指名・ガバナンス委員会に人事案を諮る。同委員会の了承を経て、2016年4月に就任する方向だ。

 平野信行頭取(64)は、兼務する三菱UFJFG社長は続投し、グループ経営に専念する。グループ中核の三菱東京UFJ銀で世代交代を進める一方、持ち株会社の司令塔を平野氏が引き続き務め、グループ間の連携強化を図る。

 小山田氏は、平野氏と同じ旧三菱銀行出身。監督官庁との折衝や経営全般に目配りする企画部門のほか、営業部門の本部長など要職を歴任。早くから平野氏の有力な後継候補と目されてきた。15年6月には代表権のある副社長に就き、業務全般を統括して平野氏を補佐してきた。

 三菱東京UFJ銀は近年、タイのアユタヤ銀行を買収するなど、海外展開を加速させた。小山田氏は国内営業強化の課題を託される。

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 小山田 隆氏(おやまだ・たかし)東大経卒、79年三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入り、14年6月から副頭取。15年6月から持ち株会社の三菱UFJフィナンシャル・グループの代表取締役副社長を兼務。

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