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 2020年東京五輪組織委員会は9日、自転車競技の会場変更を国際オリンピック委員会(IOC)理事会に提案し、承認された。トラック種目とマウンテンバイクを当初予定だった都内の仮設施設から静岡県伊豆市の「サイクルスポーツセンター」に移し、ロードレースとBMXは都内で実施する。

 組織委はこの日、スイス・ローザンヌで開催中のIOC理事会にテレビ会議で参加。伊豆市は東京から約120キロ離れているため、既存の宿泊施設を選手村として利用する。ロードレースのゴール地点も、武蔵野の森公園(東京都府中市など)から、スタートと同じ都内の皇居外苑に変更する。自転車競技の会場変更で、建設費が約100億円削減できるという。

 組織委は当初、BMXを含む3種目の伊豆市開催を国際自転車競技連合(UCI)に提案したが、協議は難航。若者に人気のBMXは計画通り、臨海部の有明に建設することになった。追加競技を除く28競技のうち、27競技の会場が決まり、唯一承認されていないサッカー会場については、リオデジャネイロ五輪後に決まる。