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 菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、国際的ハッカー集団「アノニマス」が安倍晋三首相の個人ホームページを攻撃したという声明をツイッター上に出したと報告を受けていることを明らかにした。そのうえで、「アノニマスからの攻撃と特定されていないが、現在、警察において被害相談を受けるなど捜査中で、今後、適切に対応されるだろう」と話した。

 菅氏は「安倍首相の個人ホームページの閲覧が非常にしづらい状態が発生して、現在もその状態が継続している」と説明。安倍氏の事務所によると、サーバーへのアクセスが集中し、10日未明から閲覧しにくい状態になったという。

 菅氏は「まだ具体的にアノニマスかどうかは確認できていない。捜査をしっかりと行って適切に対処したい」と話した。警察関係者によると、警視庁公安部が捜査を進めているという。

 「アノニマス」のメンバーとみられる人物は米時間の9日、ツイッターで犯行を示唆するような投稿をしている。安倍首相のアカウントなどに向けて「捕鯨は文化的権利ではない。ウェブサイトはダウンしている」などと書き込んだ。

 アノニマスは1日にも、動画投稿サイト「ユーチューブ」に「イルカ殺しは覚悟しろ。これが最後通告だ」などと日本のイルカ漁の写真などを載せていた。