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 関西電力が福井県内で運転する原発の使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設場所を巡り、同社の八木誠社長は11日、京都府庁で山田啓二知事と会談した。「地元の同意なくして進めない」と述べ、山田知事が反対を明言している京都府には建設しないことを表明した。

 関電は11月下旬、2020年ごろに福井県外で中間貯蔵施設の建設場所を決めるとの計画を発表した。京都府内では、山田知事をはじめ、高浜原発3、4号機(福井県)の5キロ圏内に一部が入る舞鶴市や30キロ圏内の宮津市の市長らが相次いで反対を表明。11日の会談で八木社長は「立地にあたっては地元の理解が何よりも重要。地元の同意なくして進めることはない」と明言した。

 舞鶴市の多々見良三市長は「立地自治体に準じた立場として、長年原子力政策に協力してきたことを受け止めていただいた」、宮津市の井上正嗣市長は「市民の不安が解消される」と歓迎するコメントを出した。(岡本智)

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