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 11日のニューヨーク商業取引所では原油価格の値下がりが続いた。国際的な指標となる「米国産WTI原油」の先物相場は、前日より1・14ドル安い1バレル=35・62ドルで取引を終え、2009年2月以来、約6年10カ月ぶりの安値を更新した。

 国際エネルギー機関(IEA)が11日、2016年後半までは世界的に原油の供給過剰が続くという見通しを公表したことを受け、先物に売りが広がった。中国の景気減速で原油需要が減るとの懸念が広がり、売りに拍車がかかった。

 中東など産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)が今月4日の総会で原油の減産を見送ってから、原油先物相場の下落傾向が強まっている。5月の時点では、今年の最高値である1バレル=62ドル台をつけていた。(ニューヨーク=畑中徹)

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