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 過激派組織「イスラム国」(IS)に加わるため、違法にシリアに入ろうとしてトルコ国内で拘束された外国人は、今年1月から12月までで計913人に達した。最多は中国人の324人。次いでロシア人99人、パレスチナ人83人、トルクメニスタン人63人だった。トルコのドアン通信などが11日報じた。

 中国人が最も多かった背景には、東南アジアからトルコを経由してISに加わろうとする、中国の新疆ウイグル自治区出身者の存在があるとみられる。

 ドアン通信などによると、913人のうち半数近い435人はシリアに越境する直前に拘束された。そのほとんどの現場は、シリアと国境を接するトルコ南部キリス県だという。

 拘束された外国人の多くは、大量の現金、防弾チョッキ、携帯電話、パソコンなどを所持。トルコ治安当局の調べに対し、シリア国内にいる親族に会うため越境しようとしたと述べているという。一部の者は、ISから爆弾製造の訓練を受ける目的だったと語っているという。

 トルコとシリアの国境は約911キロ。トルコ政府がその全てを厳重に警備することは人員的に困難とされる。その他に拘束された外国人は、アフガニスタン人57人、インドネシア人44人、タジキスタン人23人、英国人19人、ドイツ人19人、フランス人18人、アゼルバイジャン人17人、韓国人6人など。(イスタンブール=春日芳晃