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 防衛省は、来年度予算案に陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備関連経費の計上を見送る方針を固めた。同省幹部は「佐賀配備は断念していない」と話すが、地元の受け入れ意思が明確でなく、今年度分の予算も未執行。現段階での計上は反発を強めかねないと判断した。

 防衛省は、佐賀配備関連経費として今年度予算に106億円を計上。当初は、年内に駐機場など施設整備に必要な調査に着手して予算を使い、来年度予算案にも引き続き関連経費を計上する方針だった。ところが、地元漁協の理解が得られないため、調査は着手できないままとなっている。

 同省は、今年度調査ができなかった場合、予算を繰り越して対応する方針だ。

 陸自オスプレイについて、同省は2019年度以降に佐賀空港へ計17機を配備する方針。うち5機分は、今年度予算に計上済みだ。概算要求の時点では、来年度予算で残る12機分(1321億円)を一括調達する方針だったが、4機分の取得にとどめる方向で調整している。

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