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 大濠公園(福岡市中央区)に植えられた木を切ったとして、福岡県警は14日、住所不定、無職の女(64)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕し、発表した。園内では10月上旬以降、5回にわたり計約10本の木が切られており、県警が関連を調べている。

 中央署によると、女は14日午前2時半ごろ、園内のカシの木1本(直径約10センチ)をのこぎりで切断した疑いがある。女が木を切っているのを警戒していた警備員が見つけ取り押さえた、と署は説明している。容疑を認め、「若い人たちが木を切るのを見て、切るとどんな気持ちになるのかと思い、切った」と話しているという。

 この日切られた木は、切断された木の代わりに今月7日に植えられたばかりだった。大濠・西公園管理事務所は、相次ぐ被害を受け、新たに警備員を雇うなど夜間の見張りを強化していた。平田一芳所長(65)は「このような被害は初めてで困っていた」と話す。