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 松井一郎大阪府知事(大阪維新の会代表)が14日、府議会本会議で2期目の所信表明演説をした。選挙公約に掲げた「副首都・大阪」を目指すと強調。28日に大阪市とともに推進本部を設け、議論を始める。

 松井氏は「東京への極端な一極集中が進み、災害などの危機に対する脆弱(ぜいじゃく)性が重要な課題」とし、「副首都・大阪の確立は、国家的な要請」と主張。リニア中央新幹線を一例に「副首都にふさわしいインフラ整備を目指す」と訴え、副首都化への中長期ビジョンを策定する方針を示した。

 また、再挑戦するとしている「大阪都構想」の言葉は使わず、「新たな大都市制度の設計図の再検討」と表現。大阪府・市の二重行政の解消に具体的に取り組む決意を述べ、「住民の意見を十分に聞いていく」と対話路線を強調した。

 ほかにカジノを含む統合型リゾート(IR)や国際博覧会(万博)の誘致推進にも触れた。松井氏は本会議後、記者団に「都構想」の言葉を使わなかったのは「あくまでも手段で、目的ととらえられないようにした」と説明。万博は2025年の開催になおこだわる考えを示した。