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 北朝鮮の楽団が北京公演を直前で中止した理由をめぐり、公演内容が金正恩(キムジョンウン)第1書記への崇拝一色で、これに中国側が難色を示した可能性が高いことがわかった。韓国の情報機関・国家情報院(国情院)から報告を受けた国会情報委員長が15日、明らかにした。

 訪中していた北朝鮮の女性グループ「モランボン楽団」と男声合唱団「功勲国家合唱団」は12日、北京公演直前にすべての予定を中止し、帰国した。

 国会情報委員長によると、中国側はリハーサルを通じて、正恩氏を偶像化し、崇拝する内容が多いことを把握し、中国高官らが観覧するのにふさわしくないと問題提起したという。しかし、北朝鮮側と意見が一致せず、中止が決まったとみられるという。国情院は「中止の原因は複合的だが、公演の内容が最も大きかったと判断している」と説明したという。国情院はほかにも中止の原因がないか引き続き、調べている。(ソウル=東岡徹

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