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 サッカーの2011年女子ワールドカップ(W杯)で主将として日本女子代表を初優勝に導いたMF澤穂希(ほまれ)選手(37)が、今季限りで現役を引退する。所属するなでしこリーグのINAC神戸レオネッサなどが16日、発表した。17日に東京都内で記者会見を開く。

 澤選手は16日午前、神戸の練習に参加。引退の理由などについて神戸の広報担当者が「記者会見で聞いて欲しい」と話した。神戸は27日が決勝の皇后杯全日本女子選手権で勝ち進んでおり、19日に準々決勝がある。

 澤選手は東京都出身。中学1年のとき、読売ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)で日本女子サッカーリーグ(現なでしこリーグ)にデビュー。15歳で日本代表に選ばれた。米国のプロリーグでもプレーした。

 日本女子代表で史上最多の205試合に出場し、83得点。サッカー女子が初めて実施された96年アトランタ大会など五輪は4大会、W杯は男女を通じて世界最多の6大会に出場した。

 主将として臨んだ11年W杯ドイツ大会では5得点を挙げて大会の最優秀選手と得点王に輝き、日本の初優勝に貢献した。チームは国民栄誉賞を受賞。日本人として初めて、国際サッカー連盟(FIFA)が選ぶ女子の年間最優秀選手に選ばれた。

 12年ロンドン五輪では銀メダルに貢献。36歳で迎えた今年のW杯カナダ大会は準優勝。同大会後の8月、元Jリーガーの辻上裕章さんとの結婚を発表した。

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