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 巨額の年金消失事件を起こした旧AIJ投資顧問(現MARU)は16日、東京地裁から破産開始決定を受けた。東京商工リサーチによると、負債総額は約1313億円。中小企業が集まってつくる厚生年金基金のうち、1千億円以上が返済できなくなっているという。

 負債規模は、9月に民事再生法の適用を申請した第一中央汽船(約1196億円)を上回り、今年最大。

 旧AIJは、2012年にずさんな運用で多額の年金資産を消失していたことが発覚した。高い利回りを目指す金融派生商品(デリバティブ)で運用すると説明していたが、預かったお金の多くを返せなくなった。今年8月、債権者の金融機関から東京地裁に破産を申し立てられていた。

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