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 京都市右京区で、道路脇の排水溝のふたが外され、溝の中に落とされる事例が相次いでいる。ふたの重さは26キロ。京都市によると、先月から約1カ月間で35カ所のふたが落とされたという。歩行者や自転車が溝にはまりけがをする恐れもあり、市が注意を呼びかけている。

 管理する市西部土木事務所によると、排水溝のふたは縦40センチ、横53センチ、厚さ3センチ。取り外しに特殊な器具は必要なく、清掃作業時には素手で持ち上げることも多いという。排水溝の深さは50センチ~1メートルほど。

 事案が初めて確認されたのは11月21日。右京区西院東貝川町など10カ所でふたが溝に落とされていた。その後も西院、西京極などの半径1キロを中心に被害が相次ぎ、今月7日には、市内の男性から、歩行中に溝に落ちて足にけがをしたと市に申告があったという。17日には中京区でも事案が確認された。市や右京署は周辺をパトロールして警戒。市は排水溝のふたに木のくさびを打ち込んで固定する対策に乗り出した。

 同事務所の担当者は、「思わぬけがをする可能性があり、気をつけてもらうとともに、ふたがはずれているのを発見したら連絡してほしい」としている。連絡は同事務所(075・871・6721)へ。