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 大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の裏金問題で、同校は過去に在籍した全生徒約1万6500人に、徴収した模擬試験の事務手数料や教材費の一部計約3億4千万円を返金することを決めた。

 同校によると、大阪桐蔭の前身校ができた1983年度以降のすべての生徒、保護者らに20日ごろ文書で通知し、来年1月から返金を始める。返還額は1人あたり約1万~2万5千円。中高一貫で在籍した場合、最高で約5万円になる。

 同校の前校長らは徴収した事務手数料や教材費の一部を裏金口座にプールし、前校長と娘の口座に送金したり、百貨店の商品購入などに充てたりしたとされる。

 同校の皿屋匡宏(まさひろ)事務長は「大変なご迷惑をおかけしており、一刻も早く返金できるよう手続きを進めたい」と話した。