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 肥料メーカー「太平物産」(秋田市)が製造した肥料の成分表示に偽装があった問題で、秋田県警は18日、肥料取締法違反の疑いで本社や工場など複数の関係先に家宅捜索に入った。秋田市の本社には午前8時半すぎ、県警の捜査員約20人が入った。県警は、不正競争防止法違反や詐欺の疑いでの立件も視野に捜査を続けている。

 販売元の全国農業協同組合連合会(全農)によると、成分偽装は少なくとも1994年から続いていた。全農は肥料を使って損害を受けた農家へ今年度中に補償をする方針。補償額は10億円を超える見通しで、全額同社に請求する。

 同社は11月、資金繰りに行き詰まって秋田地裁に民事再生手続きを申し立て、手続きが始まっている。