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 中国北京市は18日、微小粒子状物質PM2・5などによる大気汚染が19日から悪化するとして、19~22日の4日間に、4段階の警報で最高レベルの「赤色警報」を発令した。市は8~10日に初の赤色警報を発令したばかり。頻繁に繰り返されれば都市機能に影響し、市民や企業などに負担がのしかかってきそうだ。

 赤色警報は深刻な大気汚染が72時間以上続く場合に出される。学校や幼稚園の休校、工場の操業停止などの措置がとられる。前回の発令の際、多くの市民がナンバー規制でマイカー通勤できなくなり、子どもも自宅待機になった。企業は社員の在宅勤務を認め、2千社以上が生産の停止や制限を迫られた。

 北京日本人学校は週明け21日の休校を決め、22日は汚染の状況を見て決める。奥田修也校長は「健康最優先だが、頻繁に赤色警報が出たら授業時数の確保にも影響する」と困惑する。ネットでは「赤色警報は乱発できない。本気で汚染を解決するしか道はない」といった書き込みも出ている。(北京=林望)