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 35年前に北海道比布町の比布駅を舞台に樹木希林さんらが出演して大人気となったピップエレキバンのテレビCMを、比布町職員の出演でそっくりにまねた町のPR動画が投稿動画サイト「ユーチューブ」で公開され、話題になっている。

 1980年に放映されたテレビCMには、希林さんとエレキバンを製造するピップフジモト(現ピップ)の故・横矢勲会長が出演。ホームの駅名表示板前で「何か来ないうちにおっしゃったら」と希林さんに水を向けられた横矢会長が「ピップ」と言おうとした途端、通過車両に遮られるというコミカルな内容だった。

 これを、以前から町のPR動画に出演している町職員の「課長さん」と総務企画課広報係の大西朝美さん(37)が再現した。このコンビは特産品のイチゴやスキー場の宣伝などで20回、PR動画に登場。「課長さん」は所属や名前が伏せられているものの、素朴で素人っぽい演技が好感を呼んでいる。今回の動画でも、雰囲気が横矢会長とそっくりだ。

 大西さんによると、撮影現場では列車通過の瞬間に合わせたセリフ回しに極度に緊張したという。「素人っぽさが売りなので、受けてよかった。希林さんにも見てほしい」と話す。

 ピップも「弊社の代表的CMを再現していただき、ありがたい。細かな動作まで忠実で懐かしい。町の宣伝に少しでも役立てれば喜ばしい」とコメントした。

 自治体ユーチューブのこの動画のアドレス(http://jichitube.com/hokkaido/pippucho/4903.html別ウインドウで開きます)で見ることができる。(渡辺康人)