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 インドのコルカタ(カルカッタ)で貧しい人たちを救済する活動に尽くした故マザー・テレサが、ローマ・カトリック教会で最高位の崇敬の対象である「聖人」に認定される見通しとなった。フランシスコ法王が17日、承認した。

 1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、97年に87歳で亡くなった。その後、バチカン(ローマ法王庁)による審査で、マザー・テレサへ祈ったインド人女性の腹部の腫瘍(しゅよう)が消えたことが奇跡と認められ、2003年に「聖人」の前段階である「福者」に列せられた。

 殉教者でない人が「聖人」に認定されるには、死後に2度の「奇跡」を起こしたことが認定される必要がある。ANSA通信によると、08年に脳腫瘍で危篤状態にあったブラジル人男性のために妻がマザー・テレサに祈った結果、回復したことが今回、2度目の奇跡と認められた。列聖式は、マザー・テレサの命日に合わせて来年9月に行われるとの観測がある。(ローマ=山尾有紀恵)

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