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 図書館で一度も借りられたことがなく、ひっそりと書棚に並ぶ本だけを集めた企画展「あなたが一番目の読者です!」が、江戸川区松江2丁目の区立松江図書館で27日まで開かれている。「ベストセラーばかりそろえるのが図書館じゃない」。そんな気概で選んだ約100冊が、誰かの目に留まる日を待っている。

 松江図書館の蔵書は一般図書と児童書を中心に約10万5千冊。このうち、受け入れから2年間で貸し出されたことのない本が数百冊に上る。サブチーフの山田愛子さん(33)によると、サイズの大きい本や分厚い本、内容が難しそうな本、背表紙の目立たない本が多いという。

 しかし例えば、目が見えず耳が聞こえない人のコミュニケーション方法を紹介した「指点字ガイドブック 盲ろう者と心をつなぐ」(読書工房)は、必要とする人が手にしたら必死に読むかもしれない。2008年にノーベル化学賞を受けた下村脩さんの「クラゲに学ぶ ノーベル賞への道」(長崎文献社)は、日本人2人の受賞で再びノーベル賞への関心が高まっているいまなら誰かが興味を持ってくれるかも……。

 山田さんはそんな思いで、各分…

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