[PR]

 大阪府立大と大阪市立大の統合の議論を進める議案が22日午後の府議会本会議で可決された。大阪維新の会、自民、公明、民主の各会派が賛成した。年明けの大阪市議会でも同様の議案が可決される見込みだ。

 議案は、大学の運営方針を定めた中期目標に「統合による新大学の実現に向け、準備を進める」との文言を盛り込むもの。自民は11月にあった府知事、大阪市長のダブル選での大敗を受けて賛成に転じ、公明も同調した。実際の統合には両大学の定款変更を両議会で議決する必要がある。

 ただ、経営形態をめぐり、松井一郎府知事ら大阪維新が「1法人1大学」、自民は「1法人2大学」を主張しており、今後も論争は続きそうだ。21日の教育常任委員会では公明が提出した、慎重な検討を求める付帯決議を付けた。

 一方、市議会は自民が賛成方針を示しており、年明けに可決される見込み。ただ、公明党などから「吉村洋文新市長の方針を聞いてから」と、慎重な審議を求める声が出ている。