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 9月に95歳で亡くなった伝説の女優・原節子の追悼上映が、京都市中京区の京都文化博物館で1月5日から31日まで開かれる。12作が上映され、時代が求める女性を演じた原の女優人生がかいまみえる。

 山中貞雄監督「河内山宗俊」(1936年)では、弟の借金のために身売りすることになった娘をかれんに演じた。

 抗日派から次第に日本兵を尊敬するようになる中国人女性を演じた「上海陸戦隊」(39年)、太平洋戦争における日本軍の勝利をプロパガンダ的に描いた「ハワイ・マレー沖海戦」(42年)といった戦争映画も上映される。

 戦後は、黒澤明監督の「わが青春に悔なし」(46年)にみられるように、自立心のある女性も演じた。木下恵介監督の「お嬢さん乾杯!」(49年)では元華族の令嬢役でラブコメディーに挑戦。小津安二郎監督作では「晩春」(同)と「麦秋」(51年)が、成瀬巳喜男監督作では「めし」(同)と「山の音」(54年)がそれぞれ上映される。

 また、松竹系の映画館ではデジタル修復された原の出演作の上映がある。神戸市中央区の神戸国際松竹では小津監督「東京物語」を1月9日から、京都市中京区のMOVIX京都では3月に「東京物語」と「秋日和」の上映がある。

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