日産自動車社長として仏自動車大手ルノーとの資本提携を決め、経営再建への道筋をつけた塙義一(はなわ・よしかず)さんが18日、心筋梗塞(こうそく)で死去した。81歳だった。葬儀は近親者で行った。喪主は妻佳子(よしこ)さん。後日、「お別れの会」を開く。

 57年に日産に入社。米国の現地法人社長などを務めた後、経営不振が続いていた96年6月に社長に就いた。外国メーカーとの資本提携を模索。99年3月にルノーから出資を受けて筆頭株主になってもらうことで合意した。

 ルノーと資本提携後も会長兼社長を務めた。00年6月にルノー出身のカルロス・ゴーン氏に社長を引き継ぎ、03年に会長も退いた。ゴーン社長は22日、「提携の土台を支える中心的な役割を果たされた。共に働き、学ぶ機会を得たことを大変ありがたく思っている」とコメントを出した。