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 【松尾慈子】先日、友人宅に遊びに行ったら寝床に本作がころがっていた。「ドラマになった『ショムニ』を描いた人だよ。最近の私の心の癒やしなの」という。「だから持って行くな~」という彼女の声を背にして、私の家に持ち帰り読んだ。元風俗嬢のちひろが、俗世の荷物すべてを降ろしたがごとく自由に生きている様に、読んでいるこちらまで心が軽くなった。借りたのは1巻だけだったので、翌日には2巻から4巻までを書店で一気に買った。

 「『風俗嬢でした』というあいさつに 人はうっかりその素顔を見せてしまうものだ 困る人 引く人 俄然(がぜん)興味を持つ人 同情する人 がっかりする人 すぐに抱けると思う人」

 ちひろのモノローグに胸を突かれる。確かに、これまで言われたことはないけれど、そう言われたら私はきっとたじろぐ。

 過去を隠さず生きるちひろは、…

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