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 津波で被災した宮古市田老の「災害危険区域」に大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成した。居住制限された土地を有効活用するとともに、災害を見据えた自立分散型の電力創出を目指す。

 田老地区の約3・4ヘクタールに設置した。太陽光パネル9282枚が並び、発電能力は2367キロワット。市内ではすでに津軽石地区でも、太陽光パネル6300枚、発電能力1607キロワットのメガソーラーが昨年9月から稼働を始めた。いずれも、日本国土開発(東京)など3社が共同出資する「宮古発電合同会社」が運営している。

 両地区を合わせた発電量は、一般家庭約800世帯分を賄えるという。電気を買う会社を選べる「電力の小売り全面自由化」が4月から始まれば、家庭向けの供給も予定している。(阿部浩明)