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(26日、ラグビー・トップリーグ)

 ヤマハ発動機のFB五郎丸が観衆の期待に応えた。前半11分は左隅へのゴロキックで仲間のトライを演出。後半3分はFWのモールで相手防御が内側に寄せられた隙間に走り込み、今季2トライ目を奪った。

 「満員の秩父宮で試合するのは、大学の時の早慶戦以来。日本最高峰のトップリーグに、こうしてたくさんの方が来ていただくのが理想の形だった。うれしく思います」

 W杯の活躍で一躍、時の人に。メディアに引っ張りだこの多忙な日々が続くが、リーグ戦計83得点で3回目の得点王を獲得し、プレーの悪化を懸念する雑音を振り払った。「安定感は増したと思う。色々な経験をして、試合の流れを読めるようになってきた」

 来年1月9日からのリクシル杯で初のリーグ優勝を目指す。「まだチームの調子の波が激しい。いいパフォーマンスを出し切れるかがカギになる」。人気に浮かれることなく、冷静に現状を見つめている。

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 26日のヤマハ発動機―キヤノン、東芝―サントリーが開催された秩父宮に、のべ2万5164人の観客が入り、2006年度のプレーオフ決勝(東芝―サントリー)の2万3067人を抜き最多観客数となった。実数発表は04年度から。