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 福島県鏡石町の県立岩瀬農業高校の敷地内などでカラスの死骸が見つかった問題で、県は28日、検査した5羽の胃の中から有機リン系の殺虫剤の成分「シアノホス」が検出された、と発表した。

 県自然保護課によると、同校近くの道路脇で見つかった油揚げ1枚を調べたところ、高濃度のシアノホスが検出された。カラスの胃にあったシアノホスが致死量かどうかについて同課の担当者は「知見がないため死因との因果関係は不明」と話している。また、国立環境研究所(茨城県つくば市)に依頼した遺伝子検査では、別の9羽の検体すべてから鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったという。