拡大する写真・図版 イングランド代表監督として、練習中の選手に声をかけるエディ・ジョーンズ氏(右2人目)=ロイター

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 「君たちは出来る。成し遂げられる」。そんな言葉でラグビーの日本代表の意識を変え、昨秋のワールドカップ(W杯)で、歴史的な勝利に導いた名将エディ・ジョーンズ氏は今、英国にいる。肩書は、イングランド代表監督だ。勝つために何をするべきか。世界で活躍するために、必要なものとは。四季折々、朝日新聞のインタビューを通じ、様々な思いを伝えていく。

 朝日新聞とのインタビューに応じたエディ・ジョーンズ氏との一問一答は、以下の通り。

イングランドについて

 ――イングランドに来てから2カ月がたちました。イングランドラグビーを内側から見てどのように感じていますか。

 「イングランドには常に競争力のある国内のリーグ戦があります。それなのに、過去10年間の6カ国対抗ラグビーの結果(優勝は1回)を見ると、おそらくびっくりするでしょう。すばらしい選手は数多くいますし、非常にしっかりしたクラブも多い。ですから、このチャンスにとても興奮しています」

 ――驚きはなかったと言うことでしょうか。

 「驚きとは思わないのです。私はここに来る前に3回もイングランドに来ています。だいぶ前にレスターで選手としてプレーしました。サラセンズでは2回に渡り、指導しています。比較的イングランドのことを知っているつもりです」

 ――エディさんは日本で伝統とぶつかることをいとわず、自分の意見をぶつけました。同じことをイングランドでしますか。

 「イングランドはラグビー発祥の伝統ある国です。いろいろ素晴らしいものもありますが、変えなければいけないことがあります」

 ――どんなことですか。

 「選手の意識を変えます。イングランドには、とてもいいリーグがあり、給料もいい。でも私からみると、イングランドの選手は『世界レベルで成功したい』という強い思いが足りない。もちろんイングランドのためにプレーしたいとは思っています。私は彼らがイングランド代表で心の底から勝ちたいと思うようにしたい。これこそが大きな違いです。ほんの3~5%の意識の変化に過ぎません。でも、日々の考え方、生き方から変えさせたい」

 ――日本でやってきたことより…

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