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 警察庁の災害警備訓練施設が12日、堺市北区長曽根町に開所した。開所式には同庁の金高雅仁長官ら約130人が参加。金高長官は「警察の災害対処能力のさらなる向上は喫緊の課題。施設を有効に活用することにより、より多くの尊い命を救えるものと確信している」とあいさつした。

 この施設は国内初の警察の災害訓練施設。地震災害、土砂・火山災害、水害の3エリアがあり、倒壊した木造家屋などを想定した構造物を移動しながら実践的な訓練に取り組む。開所式では、近畿6府県警の広域緊急援助隊員が高所からの救助訓練などを披露した。

 施設の設計に携わった日本大理工学部の関文夫教授は「これだけ総合的な災害訓練ができる施設は日本初。現場で自ら考えて行動できる隊員が育ってほしい」と話した。(中島嘉克)