増田愛子
酒器や茶器として親しまれてきた、錫(すず)器の技を継承する職人が川口市にいる。工房「錫光(すずこう)」を営む中村圭一さん(54)。その優れた手仕事が今、東京・渋谷にある、47都道府県から集めた優れたデザインの品を紹介・販売するセレクトショップで特集されている。
渋谷ヒカリエ内の「d47 design travel store」。各地の伝統工芸などが生んだ品が並ぶ一角に「錫光」のコーナーが設けられている。
手作業で仕上げた柔らかな輝きのコップや燗(かん)容器などの商品のほか、成形に使うかんなの展示も。陶器と錫器の杯でお酒や水を飲み比べ、「雑味を除く」という錫の特質を確かめることもできる。担当者は「お酒のおいしい今の季節、お客さんの反応も良いですね」。
中村さんは20代後半で脱サラ…
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