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 米沢市にある山形大有機エレクトロニクスイノベーションセンターの有機ELグループ(代表・硯里〈すずり〉善幸准教授)は13日、「透明フレキシブル有機ELパネル」の開発・試作に成功したと発表した。27日から東京ビッグサイトで開かれる「プリンタブルエレクトロニクス展2016」で展示する。

 パネルは幅45ミリ、長さ110ミリの木の葉型で、1・2グラムと軽い。厚さ250マイクロメートルの透明なフィルム基板で、折り曲げることができる(フレキシブル)。電気を流すと青色、緑色、赤色を発光する。

 山形大によると、透明化とフレキシブル化を両立した有機EL照明パネルはほとんど報告例がないという。硯里准教授は「安価で大量生産できる印刷技術を用いているのが私たちのグループの特徴だ。有機ELパネルを使った照明やイルミネーションの普及につながる」と話した。

 東京ビッグサイトでの展示会では、透明フレキシブル有機ELパネルを搭載した「のれん」や「和紙」も展示される。米沢市の織物会社と連携して開発した。(内藤文晴)