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ダン・アンダーウッドさん(49)

 「君は今年、何を学ぶの?」。新学年が始まる2月初め、ニュージーランドの高校では教師が生徒によく、こんな質問をします。40以上の科目から、生徒自身が、興味や将来の進路に合わせて選ぶためです。授業も講義がメインではなく、生徒が自らテーマを決めて課題に取り組み、教師はサポートに回るスタイルです。

 結婚後、日本で子育てしていますが、受け身でない学びを経験して欲しいとの思いで昨春、日本の中学を卒業した長男を、ニュージーランドの公立高校に単身送り出しました。

 田舎町・マートンでホームステイし、数学や英語、デジタル技術の授業を選択。課外活動で先住民マオリの舞踊「カパハカ」を習ったり、登山をしたりと、アクティブに過ごしたようです。

 今年は全寮制の男子校に転校し、宇宙科学や、漁業資源管理と生態系保護などについて学ぶのを、今から楽しみにしています。

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 ウェリントン出身。「アシュトン・コンサルティング」のマネージングディレクター。家族は日本人の妻と子ども3人。(構成・前田育穂)