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 災害が起きた時に必要な備えを楽しみながら学ぶ「防災ピクニック」が23日、江東区の東京臨海広域防災公園で開かれた。バーベキュー事業の「デジサーフ」の主催で、家族連れが簡単にできる火起こしや米の炊き方などを体験した。

 新聞紙を丸めてギュッと絞るように小さく固めて、バーベキュー用コンロの上に置いた。「これが炭の代わりになります」。炭がなくても簡単に火が起こせた。細い災害用の炊飯袋に米と水を入れて輪ゴムで止め、お湯に入れた。30分後、ホカホカのご飯が炊きあがった。神奈川県藤沢市の大江彩花さん(11)は「こんな簡単にお米が炊けるんだ。食べるものがないかもと焦らなくてもいいなと思った」と驚いた。

 防災に備えるNPO「ママプラグ」が非常用の備えを紹介。非常食として「乾パン」ばかりではなく、子どもが喜んで食べる焼き鳥缶など、普段の生活の中にあるものを用意する大切さを伝えた。副理事長の冨川万美さん(38)は「アウトドア体験は災害時に役立つ。楽しみながら、身近なものでサバイバルする知恵を身につけてほしい」と話した。(平岡妙子)