【動画】リオ五輪 完成目前のオリンピック公園=西畑志朗撮影
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 南米初の五輪となるブラジル・リオデジャネイロ大会の開幕まで、5日であと半年。懸念されていた会場の準備は急ピッチで進められ、競泳や柔道の会場などが入るメイン会場の五輪公園は97%が完成した。「会場建設は必ず間に合う」と大会組織委のヌズマン会長は自信を見せる。

 昨年11月に完成したリオ市北部のカヌー競技会場は、既に市民の憩いの場になっている。工事中から子どもたちが潜り込んで遊んでいることを知った市が、施設を開放した。

 周辺は貧しい人が多く住む地域。近くに住むネルソン・コスタさん(54)は「この辺りは本当に何もなかった。五輪の遺産として合格点だ」と喜んだ。

 不景気のあおりで、大会はボランティアや関連車両の削減など経費削減を迫られているが、パエス市長は「五輪はスポーツ促進だけでなく、市民に多くの遺産を残す」と意義を強調する。(リオデジャネイロ=柴田真宏