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 民間活力を導入した図書館が中核となる新徳山駅ビル(周南市)への理解を深めてもらおうというシンポジウムが30日、市内で開かれた。駅ビルの役割や街のにぎわいづくりなどについて意見が交わされ、約300人の来場者は熱心に聞いていた。

 新しい駅ビルは3階建てで、書店やカフェ、学習スペースなども入る。市は2018年度開業を目指し、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携して計画を進めている。木村健一郎市長はあいさつで、「コーヒーを飲み、読書したり、気軽に集えたりする場所になる。街のにぎわい創出に特化した機能を持つ図書館だ」と話し、既存図書館との役割の違いを強調した。

 パネルディスカッションでは、学識経験者や街づくりに取り組む関係者らが議論。「いったん外に出た若者が戻ってくるには街に変化を起こすことが必要」など駅ビルに期待する意見が出されていた。会場からは、「にぎわい創出につながるのか」といった疑問も出され、「駅ビルに集まった人をお店にどうやって引き込むかは商売人の責任では」などと答えていた。(伊藤稔)

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