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 広野町は2日、大手スーパー「イオン」の店舗と地元の商店が入る公設商業施設「ひろのてらす」が3月5日にオープンすると発表した。広野町では、まだ半数の住民がいわき市などで避難を続けており、町は施設のオープンを住民の帰還につなげたい考えだ。

 当初は昨年8月の営業開始を目指したが、天候不順による工事の遅れや各店舗の設計などに時間がかかったことで、完成は大幅にずれこんだ。事業費は約5億4500万円で、大部分を国の補助金で賄う。施設には食品や日用品、医薬品などを扱う「イオン広野店」のほか、住宅リフォーム店とクリーニング店、飲食店2店が入る。

 記者会見した遠藤智町長は「双葉地方の復興に向けた起爆剤となる」。イオンリテールの家坂有朋・東北カンパニー支社長は「地域の住民の声を反映させたお店づくりを実践したい」と語った。