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 名古屋市消防音楽隊の愛称が4月から「ポッカレモン消防音楽隊」になる。ポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市中区)からネーミングライツ(命名権)取得の希望があり、市が3日に決めた。公有施設の命名権の売買は全国各地で見られるが、組織名の売買は珍しく、自治体の消防音楽隊では初めてという。

 市によると、同社のレモン果汁の商品「ポッカレモン」が来年、60周年を迎える記念として取得希望があった。契約期間は今年4月1日から2019年3月31日までで、契約料は年333万円(税抜き)。商品をイメージした、黄色と緑色を基調とする衣装の提供の申し入れもあり、3月下旬までに正式に契約を結ぶ。

 同隊は、東京タワー完成間近の1958(昭和33)年10月に発足。マーチングバンドの男女26人と、フラッグなどで演奏を彩るカラーガード隊「リリーエンゼルス」の女性10人で構成。市内各地のイベントで防火や防災を呼びかけてきた。

 市の審査では、有識者から「さわやかな印象」との評価も受け、市消防局は「音楽隊への関心が高まり、活動の幅が広がれば」と期待している。(嶋田圭一郎)